Written by Hideki Okajima

【玄米が発芽しない理由4つ】発芽率の高い生きているお米を選ぼう

食事改善

玄米が発芽しない理由が知りたい人
発芽する玄米と発芽しない玄米の違いって何が違うのでしょうか?玄米は発芽させたほうが良いと聞いたのですが、発芽しない玄米もあるようです。どのような玄米を選べば、発芽しますか?

こんにちは、ヒデキです。


先日、僕は下記のようなツイートをしました。

玄米は、発芽させたほうが栄養価が高いことは、知られるようになってきました。しかし、発芽しない玄米もあります。発芽しない玄米は、死んでいる玄米です。どうせ食べるのであれば、食べる直前まで、新鮮で生きている玄米が良いですよ。発芽玄米を主食にしている人は、再確認してみてください💁‍♂️

発芽発酵玄米を10年食べている僕が、玄米が発芽しない理由を解説します。

本記事の内容

【玄米が発芽しない理由3つ】発芽率の高い生きているお米を選ぼう

【玄米が発芽しない理由3つ】発芽率の高い生きているお米を選ぼう

  • 理由①:お米の乾燥のさせ方
  • 理由②:農薬を使って育った玄米
  • 理由③:古米のお米
  • 理由④:正しい発芽のさせ方をしていない

理由①:機械で乾燥された玄米

お米は、収穫してからカビ等が発生しないように、乾燥させてから出荷されます。

乾燥させるには下記の2つの方法があります。

  • 天日干しで乾燥
  • 機械で乾燥

天日干しで乾燥

天日干しは、時間と手間がかかります。

しかし、自然乾燥なので、お米に負担がかからずにお米が生きた状態で乾燥することができます。

天候に左右されるようなので、天日干しが最高というわけにはいかないようです。

機械で乾燥

人工的に機械で乾燥すると時間と手間が省けます。

その代わり、お米の命の部分、胚芽が死んでしまい、発芽することができなくなるようです。

しかし、機械乾燥だから必ずしも、発芽しない原因とは言えないようです。

高温で乾燥させれば、発芽しなくなるのですが、低温乾燥機であれば、お米自体に負担がかからないとのことです。

どちらにもメリットやデリットがある

天日干しも機械乾燥も、メリットとデメリットがあるようです。

発芽率が高いという点で見ると、天日干しの方が自然な感じがしますが、今では機械乾燥でも、味が落ちるということで、そんなに高温で乾燥させてはいないよいうです。

上記の問題は、自然栽培米の玄米を購入していれば、問題はなさそうです。

玄米を購入する時には、栽培している農家さんに、発芽する玄米かを問い合わせた方が良いでしょう。

理由②:農薬を使って育った玄米

農薬を使って育てられた玄米は、発芽率が悪いようです。

やはり、農薬を使うのでは、自然な育て方ではありませんし、その分元気なお米にはならないと思います。

そもそも、農薬を使ったお米は、農薬が残留している可能性が高く、主食として食べるものをしては、あまりおすすめしません。

毎日食べる主食だからこそ、質にはこだわって、自然栽培米を選んで頂きたいと思います。

理由③:古米のお米

やっぱりお米も、時間が経ったお米だと発芽率が悪くなります。

必ずしも古米だからということもないのですが、保存方法や年月によっては、発芽率が悪くなるようです。

理由④:正しい発芽のさせ方をしていない

そもそも正しい発芽のさせ方や発芽の判断が間違っている場合があります。

特に発芽玄米の判断基準ですが、目に見えるほど芽が出ている状態では、発芽させ過ぎです。

胚芽の部分が膨らむくらいがベストです。

下記、玄米を発芽させる方法についての記事がありますので、ご覧ください。
» ヨーグルトメーカーで玄米を発芽させる方法【お家で簡単にできます】

玄米が発芽しないデメリットとは?

玄米が発芽しないデメリットとは?

  • ボソボソして美味しくならない
  • 発芽毒が残る

ボソボソして美味しくならない

玄米を発芽させて食べると、とても柔らかく美味しくなります。

食べ比べると、全然違うことがわかります。

発芽させない玄米は、ボソボソしていて、表皮が硬いので、とても食べづらいです。

主食として玄米を食べ続けるには、発芽させることが必須になります。

発芽毒が残る

玄米には、アブシジン酸という発芽毒があります。

これは、種子である玄米を外的から守るためのものです。

発芽をするとこの毒が無毒化するようです。

しかし、アブシジン酸の毒性が認められないという報告もあります。

いずれにしても、発芽しておいたほうが、美味しく、安心して食べられると思います。

今回は、以上になります。

玄米を選ぶときには、自然栽培の玄米を購入するようにしましょう。

自然栽培で育てるには、相当な手間がかかっています。農家さんを応援するためにも、消費者である僕たちが、自然栽培米を選択するようにしたいですね。

玄米を美味しく食べるコツの記事もありますので、ぜひご覧ください。
» 玄米を美味しく食べるコツは発芽と発酵がポイント【発酵発芽玄米】

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